Lemontee039のブログ

沖縄のグルメ紹介

糸満漁民食堂

糸満市西崎町、『道の駅いとまん』のすぐ近くにある食堂。
糸満の漁港にも近く、オーナーは地元の魚の仲買人という、食材に関してはいかにも信用できそうな食堂。
前から行きたいと思っていたので、休日ランチにわざわざ糸満までくりだしました。

漁港近くなので、周りは少し殺風景な雰囲気ですが、琉球石灰岩を使用した石積みの外観。
庭に芝生が敷かれていて、外観・内装ともに、”食堂”にしてはとてもシャレた雰囲気。
店内はシールドが貼られていて、少し閉塞感がありますが、テーブル席、座敷席で30席ぐらいかな。

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新型コロナの第2波真っただ中でしたが、5割ぐらいは埋まっている人気店でした。

メニューを見ると、定番の「バター焼き」「魚汁」、海鮮系の”丼もの”等々、一般的な漁港の食堂でも出していそうな料理が並んでいる。
ただ、その中にも食材がいいだけに実現した、こちらならではのアレンジを感じます。
「魚汁そば」という、誰もが思いつきそうなのにあまり見ない料理があるのも魅力的。
こちらもオリジナリティあふれる料理。”しびれ醤油”でいただくという「糸満漁民飯」(1100円)を注文しました。

平皿に適度に盛られた「ご飯」に、2種類8切れの”まぐろ”の刺身。
「ご飯」の周りには、薬味が配置されていて、”漁民飯”という名前とは似つかわしくない見ため。
料理と一緒に出てくる”醤油”は普通の”醤油”で、卓上にある”しびれ醤油”と一緒にいただくものだと思います。
この”しびれ醤油”なるもの、「花椒」が入っていて、独特な”痺れ”がある。
「刺身」はいい意味で沖縄らしくなく、瑞々しさがあり、このお店ならではの鮮度。
そこにかけてみた”しびれ醤油”は主張が強すぎて、全体のバランスとしてはどうかな(^-^;
どちらにしろ”漁師めし”の豪快さを期待すると、いい意味でも悪い意味でも裏切られるメニューです。

これだけ主張が強い調味料を活かすんであれば、もうちょっと豪快に盛り付けた方がいいような。。。
まぁ、どちらにしろ、こちらの魚介料理に対するチャレンジ精神を感じる逸品。
他の料理も絶対に期待できると思います!