Lemontee039のブログ

沖縄のグルメ紹介

かりゆしそば

那覇でのGWの夜。飲んだ後の〆で訪れたのがホテルの近くだったこちらの沖縄そば屋さん、
琉球麺屋かりゆしそば」さん
です。
入店時間は21時15分。先客は1名のみ。
こちらの席数は、カウンター7席なので全然空いてますね。夕食には遅く、飲んだ後の〆としては、まだ早い時間って事なのかな?
入店後まずは券売機で食券を購入。何を食べようかなぁ~、と検討した結果、
「アーサーそば(小)」\600
に決定。散々飲み食いした後なのでアッサリ軽めでいきましょう。
食券購入後店員さんに食券を渡すのですが、何故か店員さんは外国人?しかも三人の店員さんがいたのですが全て東南アジア系の外国人。何故?外国人の観光客も増えたから?でも、それは中華系やコリア系の人達。いや、外国人の店員さんが悪いって訳ではなく、接客もしっかりしていたので特段問題は無いんですが、こちらはタマにしか沖縄に来ない内地の観光客。やっぱり旅行気分ってものがねぇ。本当はウチナーンチュのオバァとかが出てきた方が観光気分が盛り上がるんだけどね。
まあ、そんな事はともかく、「アーサーそば」は、2分で出来上がってきました。
では、丼全体を俯瞰で眺めてみましょう。
具材は、たっぷり丼全体を覆っているアーサー(アオサ)と蒲鉾3枚、刻んだワケギ。
スープは薄白く濁るスープですね。
麺は、白い平べったい麺です。
では、スープを一口いただいてみましょう。出汁は豚骨かつお出汁って店内に書いてあったのでそうなんだろうけど、それよりも磯の香りって言うか、海辺の近くにいるような香りの方が強いんですよね。まるでこれは貝出汁のスープなのか?って思っちゃう程マイルドな出汁が特徴のスープです。多分このアーサーの香りが強くて、それがスープにも染み出しているでしょうね。これがあっさり塩味のスープに結構合っていて美味いです。ちょっとひと味違う沖縄そばのスープになっていますねぇ。
次に麺なんですが、照喜名製麺の麺を使っているそうです。その製麺所がどこまで有名なのか全然分かりませんが、小麦粉感の強い麺ですね。沖縄そばの麺と言うよりもちょっとうどんっぽい麺です。コシは弱めなので、なおの事うどんっぽいんですよね。でも、このスープには合ってる麺かな。

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具材のアーサーは、乾燥アーサーではなくて、生のアーサーをつかってるんだろうなぁ。海草感が強いですよ。私は好きですが、人によっては生臭いと感じる人がいるかもしれませんねぇ。このアーサーだからこそスープにイイ香りを付けてるんですが、好き嫌いが出やすいかもしれません。
その他の具材の蒲鉾は普通です。普通の沖縄の蒲鉾って感じで可も無し不可も無しですね。
そんな感じで一杯完食。場所柄ちょっと観光客向けのお店っぽくもありますが、「アーサーそば」自体はなかなか美味しかったです。磯の香りが強く感じられる沖縄そばとして、普通の沖縄そばに飽きた時には変化球としてイイ一杯になるんじゃないでしょうか。