Lemontee039のブログ

沖縄のグルメ紹介

識名そば

こちらは旧名「那覇なかむらそば」と言う、恩納村の有名人気店「なかむらそば」さんの流れを汲む沖縄そばのお店ですね。
お店の場所は『国道329号線 那覇東バイパス』から『県道82号線 那覇糸満線』に入って直ぐの『識名大橋』の手前の交差点の所にありました。直ぐ側に『那覇市民体育館』がある辺りですね。
お店の前に到着した時間は11時40分。
お店の前に有る5台止められる駐車場は既に満車。仕方無いなぁと思いながら待つ事3分で一台車が出ていき、そこにすかさず駐車。
店内には11時44分入店です。
入店後、まずは入口横に置いてある券売機での食券購入から始まります。ただ、何気に入ったお店なので何を選べば良いのかサッパリ分からずここで暫く検討。「なかむらそば」さんの流れを汲むのだから「アーサーそば」或いは「冷やしつけそば」「ぶっかけまぜそば」、またはこのお店のイチオシっぽくて一日限定7食の「特大三枚肉そば」なんかに心が動いたのですが、結局、
「謝名そば」¥900
にしました。
これがどんな種類の沖縄そばなのかよく分からなかったのですが、店名が付いているから無難かなぁと思っての安易な選択でした。
食券を店員さんに渡して二人テーブルに着席です。
こちらのお店の席数はカウンター席10席、二人テーブル1脚、四人テーブル5脚が有りました。
この時点での先客はシングル客2名、ペア客2組の合計6名だったので席は全然空いていました。
で、沖縄そばは4分で出来上がってきました。
では、届いたばかりの丼全体を俯瞰で眺めてみましょう。
具材はソーキ1個、三枚肉1個、ぶつ切り肉が十個くらい、蒲鉾2枚、アーサー、刻んだ青ネギと言ったところ。
スープは若干出汁で濁った感じの色合いのスープ。
麺は少し細めの平麺って感じでしょうか。
お値段的にそうかなぁとは思っていたのですが丼のサイズから見てこれはデフォルトで麺大盛りの「大」のようですね。
なるほど。この「識名そば」とはラーメンで言うところの『全部のせ』の『麺大盛り』の沖縄そばの事なんですね。

 

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じゃ、一通り全体を見終えたのでスープから一口いただいてみましょう。
出汁は豚骨と鰹ベースですかね?アッサリしながらもコクもそれなりにあります。ただ、チョット塩気の強いスープでショッバイんですよねぇ。ここが残念な点。う~ん、恩納村の「なかむらそば」さんのスープってこんなんだったけ?何かスープが違うような気がする。
次に麺をいただいてみます。
麺は自家製麺なんだそうです。色合いは白っぽい方の平麺です。コシはしっかりしていますね。カシッとした噛み心地です。麺の表面はザラザラした方かな。出来上がりの時間から考えて茹で麺を油でまぶした普通のタイプの麺ですね。小麦粉感や仕込み水の味わい感も普通ですね。可も無し不可も無しの麺です。
最後に具材達の事にも触れておきましょう。
三枚肉はまずまず柔らか。甘味が比較的強い方の味付けですねぇ。でも、脂身の甘味・旨味共によくあっている味付けだとは思いました。
ソーキは少しだけ固めの肉の方かな。ただ、その分肉感があり食べ応えはありました。味付けは三枚肉と同じです。
小さなサイコロ状にぶつ切りされた肉は何んの肉なのかなぁ?三枚肉?ソーキ?等々の豚肉を包丁で四角くぶつ切りにしてある具材です。味付けはこれも三枚肉やソーキと同じです。多分、メニューに有る「ぶつぎり肉そば」の具材がこれなんだろうなぁ。
アーサーは普通。「アーサーそば」だとアーサーがタップリ入っていて海草感が高くて海!潮!って風味が強くなるんですがこれくらいのアーサーではそれを求めるのは難しいようですね。
蒲鉾も普通です。如何にもな沖縄の蒲鉾って感じでしたね。
そんな感じで一杯完食です。
私の期待していた「なかむらそば」さんの沖縄そばとチョット違う感じだったんですが、これはこれで良いかな。まあ、でも、総合的には普通の沖縄そばでした。