薪焼きの店 キッチンいえ～ろ

７月の訪問で７月中に書いてあったログです。

那覇に遊びに行った際の夕食で何気に立ち寄ってみたお店が、
「薪焼きの店　キッチンいえ～ろ」さん
って言うお店でした。
こちらは何だろう？『薪焼き』の料理に特徴があるダイニングバー的なお店なのかな？って言うか『薪焼き』って何？
お店の場所は『久茂地』の町中なのですが、『久茂地橋』から『国道５８号線』側に一本入った路地を少し南下した所の建物の二階にありました。
入店時間は１８時４５分。
この時点での先客はペア客１組、カルテット客１組の合計６名。
こちらのお店の席数はキッチン前のカウンター席５席、二人テーブル１脚、三人テーブル１脚、四人テーブル２脚が有りました。
私はカウンター席の一つに通され着席です。
さあ、席にも着けたしまずはドリンクからオーダーしましょうか。夜の部の開店時間である１８時００分～２０時００分までの間はハッピーアワーでドリンクが半額になっています。２０時００分までハッピーアワーをやってくれているって言うのはとっても有り難いですね。
と言う事で、
１．「アサヒスーパードライ生　中ジョッキ」￥１９５（パッピーアワーで半額。通常価格￥３９０）
をオーダーです。

するとドリンクのビールと共に
２．「お通し（チャージ）」￥２６５？
が一緒に届きました。本日のチャージのお通しは「明太子チーズとスモークサーモンのブルスケッタ」だそうです。バケットの上にはスモークサーモン一枚と明太子チーズが一搾りくらいのり、ピンクペッパー、クラッシュ・フライドオニオン、みじん切りされたパセリ、バルサミコ酢がかけられていました。辛味が殆ど無いマイルドな明太子チーズと塩気が強くなく燻された感じも薄いスモークサーモンがよく合っていたと思います。まずまずのお通しでしたね。
３．「本日の薪焼きお肉の盛り合わせ」￥１，２８０
黒いスレートプートの上には、牛サガリ肉６スライス、鶏もも肉４キレ、豚バラ肉４キレがのり、付け合わせの野菜として半分にカットされたオクラ４キレ、同じく半分にカットされたブロッコリー２キレ、細長くカットされた赤パプリカ１キレ、同じく細長くカットされた黄パプリカ１キレも置かれており、これらお肉と野菜をお皿に盛り付けてから最後にごく軽く全体に塩も振りかけられていましたよ。ここのタイミングでやっと『薪焼き』って言うのが何となく分かりました。キッチンにはキャンプやＢＢＱで使うような焚き火台っぽい物が有り、これを使用して薪でお肉等を燻すように焼いた料理のようですね。牛サガリ肉も鶏もも肉も豚バラ肉も肉自体の旨味はそれなりでしたが、薪焼きされた香ばしい焼き味がやっぱり良かったですね。肉の旨味を上げると共に薪の炭っぽい焦げたような風味が食欲を上げてくれていました。お肉と共に付け合わせの野菜達も香ばしくてとても良かったです。
４．「明太子とカマンベールチーズ＆旬野菜のアヒージョ」￥７８０
熱々のスキレットの中には明太子が一搾り分ちょこんと置かれたカマンベールチーズが１個（八分割されていました）、半分にカットされたブロッコリー２キレ、同じく半分にカットされたオクラ２キレ、ミニトマト２個、スキレットの底にはしめじが少々敷き詰められていました。底が浅いスキレットを使ったアヒージョなのでオリーブオイルの量は少なめですね。また、オリーブオイルがかけられ厚めにカットされたバケット１枚もデフォルトで付いてきていました。ニンニクの効きはごく弱く、塩胡椒は全く効いていなかったですね。赤唐辛子も入ってはいなかったです。その代わりに明太子で塩気や辛味を付けているのでしょうが、塩気は兎も角、辛さは全くなかったですね。ただ、オリーブオイルの中で熱された明太子の魚卵らしい香ばしさが思いの外オリーブオイルとよくマッチしていました。そしてそんな明太子以上にトロトロに蕩け柔らかくなったカマンベールチーズがオリーブオイルによく合っていたんだよなぁ。このオリーブオイルにバゲットをよく浸してからトロトロのカマンベールチーズと明太子と各野菜達をのっけていただくと無茶苦茶ウマッ～でしたね。
５．「キノコとベーコンのビスマルクピザ」￥７８０
具材は玉子１個、フライドオニオン、しめじ、チーズ、トマトソースって感じでしょうか。生地のサイズは直径１８ｃｍくらいです。イタリアンなナポリ風でもローマ風でもない生地はアメリカンな感じの生地ですね。まあ、玉子ののったビスマルクピザですからその時点でイタリアンピッツァではなくアメリカンピザって事になるのかな。生地は見た通りにイタリアンなピッツァの生地のような適度な空間があるものではなくて、ギュウ～と詰まった感じに伸ばされ縁の盛り上がったミミにもギュウギュウと詰め込まれている食べ応えがある重めの生地。う～ん、これは正にアメリカンピザ。チーズは比較的軽やかな感じでしたがこれはゴーダやチェダーを使っているピザ用のミックスチーズなのかな？トマトソースもフレッシュなトマトな感じは全くしないピサ用のトマトソースですね。まだ若干の半熟感も辛うじて残っていた玉子の薄い濃厚さとしめじの旨味がまずまず良かったピサでしたよ。
そんな感じに１時間１５分程のんびりと飲み食いした後にお店を後にしました。
薪で燻された料理が美味しかったです。コスパも高かったかな。また、軽く飲むのもガッツリ飲むのもどちらもイケそうで、お一人から五～六名くらいのグールプでも楽しめそうな、使い勝手の良さそうなお店でしたよ。