八重山そば ジュネ

那覇空港方面から来た場合、58号線の泊ふ頭入口交差点を左に入りまして、2本目の道を左へ進むと右手にお店はあります。

【店舗、店内】
店内に入りますと、一番奥が厨房になっており、右手はカウンター席、このカウンター席はバーカウンターみたいになっており、バックバーにはお酒がズラリと並んでいます。
お店の真ん中にテーブル席がならび、左手は小上がりの座敷席になっています。

【料理】
那覇市では珍しい　八重山そばを提供するお店です。
沖縄そばは、当然那覇で食べるのも沖縄そばと言いますが、沖縄のそばの総称だと思っています。

その土地土地で名前があり、例えば、沖縄本島でも北部の名護だと名護そば、やんばるそばとはあまり聞いたことがありませんが、那覇ですと、首里そばなどがありますね。
離島で行きますと、大東島の大東そば、宮古島の宮古そば、八重山列島の八重山そばなどがあり、その土地土地で微妙に違っていたりします。

八重山そばと一般的な沖縄そばの違いは、八重山そばの方が鰹と豚の出汁がしっかりしている。
紅ショウガはいれずに、ヒバーチ(ぴぱーちとも言う)、八重山地方に自生するロングペッパーを乾燥させて粉末にした粉を入れる。かまぼこは八重山かまぼこで豚は刻んだものが入るといったところでしょうか。麺は茹で上げでその上から油をまぶすことにより、独特な食感があります。沖縄そばを厳密に線引きすることは難しいと思いますが、私の中では、いわゆる沖縄そばと八重山そばの違いはこういうことであると思っております。
石垣島の来夏世(くなつゆ)さんは代表的な八重山そばのお店だと思います。

さて、このジュネさんも八重山そばのお店です。
三枚肉そば　並　\600　とじゅーしぃおにぎりセット　+\50をお願いしました。

程なくして、登場です。
早速、出汁を飲んでみます。
やはり、しっかりした出汁ですね。このままでも美味しいと思います。
麺はややぼそっとした感じがあります。これは好みが分かれると思います。
三枚肉は大小1枚ずつ。
じゅーしぃは優しい味付けですね。

【飲み物】
お水は最初に出してくれて、お店の入り口付近にポットが置いてありますので、それからはセルフです。
八重山の泡盛も揃っており、波照間島の泡波も置いてありました。珍しいですよね。

【サービス】
ホールはマダムの対応、厨房は男性がおられたと思います。
那覇で食べる沖縄そばも美味しいですけど、こちらの八重山そばも美味しいですね。

この投稿が皆様のお店選びの参考になれば幸いです。